ＥＰＳができるまで

ＥＰＳは、Expanded Poly-Styrene の略です

発泡スチロール内部は、蜂の巣状の部屋になっていて、この中に空気がびっしり詰まっています。だから水や熱を通さない、断熱効果に優れた省エネルギー商品です。
製造時には,フロンをいっさい使わないので、地球環境にも貢献する製品です。

①　発泡・熟成

用途に応じた倍率にするため、原料ビーズを加熱します（１．５～１００倍）


原料ビーズ	→	発泡ビーズ

独立気泡

②成形

金型成形ですから形状が自由に出来ます

ビーズ法ポリスチレンフォーム（ＥＰＳ）の製造方法です。
予備発泡した原料ビーズを金型にいれ、蒸気加熱すると、さらにビーズが膨張して金型面通りの成形品形が出来上がります。
又、次の工程の乾燥養生室には、全自動搬送システムで運ばれます。

③乾燥養生

二度にわたる加熱と乾燥工程が終わる頃には、内部の気泡は空気で満たされ、高い断熱性能を身につけています。
全自動無人成形制御システムで、品質の安定した製品づくりをしています